誰でもわかるバッテリー入門

ちょっと専門的なお話になりますが玉掛け作業の主な注意事項および作業手順についてご説明します。

 

荷物にふさわしい吊具(切断荷重に安全を見込む)を選定してまずは用意をしてください。
そして荷物の重量や重心を勘案して吊具の掛ける位置などを検討します。

 

実際につり上げる前に、使うワイヤーなどの用具に損傷がないか確認するようにしてください。
そしてクレーン運転手との合図を確認してから、それに従ってクレーンなどを手信号とホイッスル吹鳴により誘導します。
荷物を吊り上げることが出来たら、地切り(荷物が地面を離れたところ)した段階でクレーンを停止し、フックにかかった状態や傾きなどを確認するようにしましょう。

 

これは最も大事なことですが周りに人が居ないか確認してください。また必要であれば人払いも行う必要があります。
最後に荷物を目的地へ誘導して完了となります。



【工事系情報】玉掛け作業の手順と注意事項ブログ:2018-6-21

母親が不眠症になった。
原因は、癌が見つかったからだ。

65年間大きな病気をしたことがなく、
また医者嫌いの母親は自分の病状の説明に怯えきった。

パートの仕事はすぐやめたが
母親は人生に絶望してしまっていた。

衣服を処分し、
手紙やアルバムの整理をはじめながら
「一年に一度くらい検診を受けておけばよかった」
と何度も繰り返した。

そして、
20時は眠れず不規則にうたた寝ばかりしている。
睡眠導入剤も処方してもらったが、
本人は「眠った気がしない」と不満げだ。

あたくしは
不眠症解消の本を何冊も買い求め、
軽い体操をすすめ、音楽をきかせた。

香を焚き、温かいミルクをのませたり
瞑想をさせ、ツボ押しやマッサージもやってみた…

何をやってもこれといって効果はなかったけれど、
母親の精神状態は深刻なほど落ち込んでいるのだから
根気よく続けなければ…とあきらめなかった。

こちらまで不眠症になりそうな日々が続くなか、
あたくしはみっかほど出張しなくてはいけなくなった。

寝たきりの病人ではないから身の回りの心配はいらないが、
一日に一度は連絡をいれたい。
20時は遅くまで仕事があったので、
午前中早くに電話をかけることにした。

ふだん電話などしないものだから新鮮だったのか
母親はいろいろと話しだした。

けれど、
あたくしは疲れていて相槌をうつのがやっとであった。
そうやって120分ほど母親がしゃべるのをただ聞いていた。

翌日、また同じ時間に電話をかけると、
母親はすがすがしい声で「昨日ね、よく眠れたわ」と言った。

「たくさん話を聞いてもらって気がらくになったから」
返す言葉に詰まったあたくしの様子に母親は気づかず、
嬉しそうにしゃべりだした。